高知県産間伐材使用よさこいウッドを取り扱っています。


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よさこいウッドとは?

 木は非常に優れた建築資材であるとともに、地球環境を維持する「環境材」でもあります。その緑は人々に安らぎを与え、空気を浄化し、森は水を蓄え、地球の温暖化を抑制する役目を果たしています。 その一方で、経済の成長に伴い、世界から様々な木材を輸入しています。その反面、国内の森林は荒廃の一途を辿っています。円高の進展とともに、安価で加工し易い南洋材が東南アジアから、鉄より軽く、腐りにくく 、丈夫だといわれる珍しい木材がアフリカ、オーストラリアから、樹齢1000年を超えるといわれる大木がアメリカからと、世界の様々な木材が輸入され、利用される一方、国内の森林は経済価値を失い、間伐されることなく放置 されているのが現状です。わが国は、世界の森林資源をつぶしてまでして、文化とともに、腐らないという特性が故に、深刻な環境保全問題を発生させてきました。

 よさこいウッド・修景資材はこれら問題を解消するひとつのトライアルでもあります。自然の中で造られたものに加工して、自然環境にかえす。よさこいウッド・修景資材(コアマンボ材、コア擬木)は。国内の間伐を芯材に、そのまわりにプラスチック製品の 生産過程より発生する派生材と製材過程から発生する木粉を混ぜ合わせた素材でくるんだ、工場で計画的に生産される合成木材です。

 大日本インキ化学工業(株)が世界ではじめて実用化に成功しました。よさこいウッドは既に、20年以上の実績を有し、様々な屋外建造物として使用されており、環境整備と同時に、少なからずや地球の環境補選に貢献するものと確信しております。


よさこいウッド資源利用システム

よさこいウッド製品は、生産物賠償責任保険に加入しています。

【注意事項】

1.目的外使用の禁止

合成木材よさこいウッドの柵、遊歩道、パーゴラ、東屋等の構造物は、それぞれの使用を目的に設計されています・ よじ登ったり、柵の上を歩く等の本来の目的以外で使用しますと思わぬ事故に繋がり非常に危険です。 本来の用途以外では絶対にご使用にならないで下さい。

2.独自組立及び改造の禁止

合成木材よさこいウッドは、天然木材とは異なった物性を持っています。よさこいウッド修景・公園資材は全てユニット化され強度設計されております。 よって補修以外の部材単体の販売はいたしておりません。一般的な木材を想定して勝手に部材の組立を行いますと思わぬトラブルが生じることがあります。 当社以外では絶対に組立及び組替を行わないようにしてください。また、当社の基本設計仕様以外の独自の変更、改造に関しても同様に行わないようにして下さい。 やむを得ず基本型を変更する必要が生じた場合は、当社にご相談下さい。

3.環境と設置場所について

積雪地域及び台風通過多発地域等一般的な環境条件と異なる地域にての設置は、基礎構造及び部材が標準タイプと異なりますので御相談下さい。

4.火気に対する注意について

よさこいウッドはポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂と木粉との複合素材です。真近くで焚火や直火により表面が焦げたり、着火して火災になる恐れがあります。 高温物や直火は近づけないようにして下さい。

5.表面劣化と退色について

よさこいウッドの素材は耐候性の優れたポリエチレン、ポリプロピレンを主原料として使用していますが、直射日光を長時間受けますと表面層から徐々に退色、劣化していきます。

6.点検について

部材同士の結合にはボルト及びスクリュー釘が使用されています。設置後部材同士の結合部分がなじむまでボルト及びスクリュー釘が緩む場合があります。 ボルト及びスクリュー釘の頭部分に身体をひっかける恐れがありますので、定期的に点検して増締もしくは打ち込みをして下さい。

7.補修について

よさこいウッド角材及び丸材は、木芯または鉄パイプの芯材の上にプラスチック+木粉の複合材で覆われています。 許容を超えた加重が繰り返しかかりますと、表面にヒビが入る恐れがあります。そのまま長期間放置されますと、芯材の強度劣化による破壊の可能性がありますので発見次第強度補強材を入れ、 ヒビ割れ部分に樹脂コーキングを施して下さい。

8.耐用年数の目安

屋外使用の合成木材よさこいウッドは、耐用年数として静構造体(直接可動部分の支えとならず、歪み、たわみ、摩耗等の負荷の少ないもの)は20年以上、 動構造体(可動部分を支え、常に歪み、たわみ、摩耗等の負荷がかかっているもの)は10年〜15年が目安です。但し、設置場所、使用頻度、メンテナンスの回数等によってはこの年数を下回る場合があります。